ラジウム鉱石について
当店の露天風呂ではラジウム鉱石を沈めてラジウム温泉として温浴頂けます。
ラジウムとは、ウランが崩壊した放射性物質で、さらに崩壊するとラドンになります。
ラジウムやラドンを含む温泉は、関節痛や神経痛に効用があるなどとして、治療やリハビリに使われることもあります。
1898年にフランスのノーベル賞科学者、キュリー夫妻が発見したことでも知られます。
ラジウム温泉としては国内では秋田県の玉川温泉、海外ではアメリカのボルダーやドイツのバーデンバーデンが有名です。
当浴場では鳥取県の人形峠にあるウラン鉱床(現在は閉鎖)で採取した、ラジウム鉱石を独自に入手して、露天風呂に入れてラジウム温泉としてご利用頂いております。
ラジウム(放射線)の線量について
平成23年10月14日に読売テレビ報道局による取材で、当浴場の放射線量を測定したところ、入浴時で0.7マイクロシーベルト/毎時と微量ながら良好で安全な放射線量を観測致しました。
ラジウム温泉の効能について
ラドンやトロンは、イオン化作用(生体活性作用)が強い物質です。体内に取り込まれることで、血液や細胞に作用して新陳代謝を促進させたり、神経痛などの病気に対しても効果を発揮するといわれています。また、飲泉として、痛風、糖尿病、リュウマチ、神経痛、婦人病、高血圧などに効果があるといわれます。※温泉大辞典引用
また、関節の症状や脊椎の症状、更年期障害などの内分泌系の症状、創傷、神経痛や神経炎などの神経に関する症状、自律神経失調症や精神的疲労、ノイローゼ、神経症の沈うつ型などの精神関連の症状、喘息や慢性気管支炎、皮膚疾患、肩こり、痔、うちみ、くじき、しもやけ、また痛風、歯肉炎など様々な症状に効能があるとされています。
※ただしこれらの効能は、医学的に証明されたものではありません。必ず医師の相談、診察を受けて頂くようお願いします。